雨の日は空気が澄む。植木の水やりもしなくていい。
気持ちはいいけれど、心はちょっと落ち込み、身体は重い。
ここで、普段通りに過ごさないと決める。
どうして人間は調子の出ないときも活動することに決めたのだろう。自然から逸脱したいのかな。
散歩に行かない時間で、ゆっくりコーヒーを飲んだり、ストレッチをしたり、ペットを愛でたりする。
億劫なのは、いつもと変わらぬペースを保とうとしていた自分の余裕のなさにあることに気がつく。
立ち止まるときはしっかり止まる。
お天気を目や肌で感じると、毎日が同じでないことの尊さを知る。
人も個々が違うことに意味があるのと一緒だ。
恵みの雨だなあ。